スウェーデンのマルメ交響楽団(Malmö SymfoniOrkester)がウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めるライナー・ホーネック(Rainer Honeck)を名誉客演指揮者に任命した。ホーネックはこの20年ほど指揮者としての活動も行っており、マルメ響は最も長い関係にあるオーケストラだという。
ホーネックはオーストリア・ネンツィング生まれの64歳。兄はピッツバーグ交響楽団の音楽監督などを歴任しているマンフレート・ホーネック。1981年にオーケストラの母体であるウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団、1984年にウィーン・フィルのメンバーとなり、1992年からコンサートマスターを務めてきた。
マルメ響はスウェーデン南部の都市マルメを本拠地とするオーケストラ。1925年の創立で、1991年まではマルメ歌劇場のオーケストラ・ピットにも入っていたが、現在は独立して活動している。英国の指揮者マーティン・ブラビンズを2025/2026シーズンから、空席になっていた首席指揮者に迎えると発表したばかり。
写真:Macao Orchestra
マルメ発 〓 マルメ響がウィーン・フィルのコンサートマスター、ライナー・ホーネックに名誉客演指揮者の称号
2025/08/26
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