ボローニャ発 〓 作曲家の故郷にレスピーギ音楽祭誕生

2022/09/08

近代イタリアを代表する作曲家の一人、オットリーノ・レスピーギ(Ottorino Respighi)をテーマにした音楽祭がこの9月、故郷ボローニャに創設されることになった。会期は16日から23日で、マティーニ音楽院(ボローニャ音楽院)管弦楽団、センツァスピーネ管弦楽団、アルトゥーロ・トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団などが出演する。

レスピーギは1879年生まれで、器楽曲の分野をリードした一人。「ローマ三部作」と呼ばれる一連の交響詩(ローマの噴水、ローマの松、ローマの祭)の他、古いリュートのための曲を元にした《リュートのための古風な舞曲とアリア》などで知られる。1936年4月18日に56歳で、細菌性心内膜炎のためローマで亡くなり、翌年にボローニャに改葬された。

音楽祭の開幕を飾るのはミシャ・マイスキーと彼の長女リリー・マイスキーのデュオ。レスピーギの「変奏曲付きアダージョ」に加え、レスピーギの師であるリムスキー=コルサコフ、チャイコフスキー、ラフマニノフの作品を取り上げる。

会期中、トンマーゾ・ウッサルディ指揮のセンツァスピーネ管弦楽団とオルガニストのアンドレア・マキナンティがオルガンとオーケストラのための組曲を取り上げる他、サーシャ・ヤンケヴィッチ指揮のアルトゥーロ・トスカニーニ・フィルが《リュートのための古風な舞曲とアリア》を演奏する。

最終日はヴァイオリンのイリア・グリンゴルツを迎えるマティーニ音楽院管弦楽団の演奏会で、指揮はルチアーノ・アコチェッラ。

写真:Festival Respighi Bologna


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ミラノ発 〓 クリスティアン・ティーレマンが代役で久々にスカラ・フィルの指揮台に

  2. クレモナ発 〓 ヴァイオリニストの横山令奈が地元の病院の屋上で世界に癒やしの調べ

  3. ローマ発 〓 レヴァイン、次はサンタ・チェチーリア国立アカデミー管

  4. ゲッティンゲン発 〓 ヘンデル音楽祭が延期を発表

  5. ヴェローナ発 〓 夏の野外音楽祭が2025年の公演ラインナップとキャストを発表

  6. ペーザロ発 〓 ロッシーニ・オペラ・フェスティバルが2023年の公演ラインナップを発表

  7. レスター発 〓 英国の夏の音楽祭、ネヴィル・ホルト・オペラとバクストン・フェスティバルも開催を断念

  8. グラフェネック発 〓 メータが音楽祭での指揮をキャンセル、代役はなんと現場復帰したばかりのバレンボイム

  9. ボン発 〓 ベートーヴェン・フェスティバルが2021年のスケジュールを発表

  10. リューベック発 〓 シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭が2025年の「レナード・バーンスタイン賞」をピアノの角野隼斗に

  11. 訃報 〓 マウリツィオ・ポリーニ(82)イタリアのピアニスト

  12. ザルツブルク音楽祭 〓 ヤンソンスの代役にウェルザー=メスト、ソヒエフ

  13. アスペン発 〓 ルネ・フレミングがアスペン音楽祭のオペラ部門の芸術監督に

  14. バイロイト発 〓 新制作の《リエンツィ》の初日公演を映画館でストリーミング上演、150周年迎えるバイロイト音楽祭

  15. ローマ発 〓 ローマ歌劇場が音楽監督のミケーレ・マリオッティとの契約を延長

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。