台北発 〓 10月に「アルゲリッチ・フェスティバル・イン・台湾」、娘と孫とアルゲリッチ家3代が実現

2026/07/27

ピアニストのマルタ・アルゲリッチ(Martha Argerich)が11月、台湾3都市で開催される「アルゲリッチ・フェスティバル・イン・台湾」ため、25年ぶりに訪台することになった。フェスティバルはアルゲリッチの長女でヴィオラ奏者のリダ・チェン・アルゲリッチ(Lyda Chen-Argerich)が音楽監督を務め、その息子で18歳のピアニストのデイヴィッド・チ​​ェン・スヴェルドロフ(David Chen-Sverdlov)も出演、アルゲリッチ家3代の演奏会での共演は初めてという。

公演が行われるのは、11月10日、12日、15日。高雄市の衛武営音楽センター、台北市の国家音楽ホール、屏東芸術ホールを回り、リダ指揮のエバーグリーン交響楽団と共演する。アルゲリッチ家3世代の初共演が実現するのは高雄公演で、アルゲリッチと孫のデイヴィッドがプーランクの《2台のピアノのための協奏曲》をリダの指揮で演奏する。

アルゲリッチは1963年、22歳の時に中国人指揮者のロバート・チェン(Robert Chen=陈亮声)と結婚した。陳は中国・上海に生まれで、後に香港に移住して渡米、カリフォルニア大学バークレー校、プリンストン大学、さらにスイスのジュネーブ音楽院で学んだ人物。2022年2月に89歳で亡くなっている。しかし、1964年に長女リダの出産前に離婚。その後、1969年に指揮者のシャルル・デュトワと再婚した。

写真:marthaargerichforever


関連記事

  1. グラスゴー発 〓 トマス・ダウスゴーまた離任、BBCスコティッシュ交響楽団が後任にライアン・ウィグルスワース

  2. ウィーン発 〓 国立歌劇場が2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表

  3. 東京発 〓 新国立劇場が6月、7月の公演中止を発表

  4. ムンバイ発 〓 インド響が次期首席指揮者に英国の指揮者マーティン・ブラビンズ

  5. バリャドリッド発 〓 カスティーリャ・イ・レオン響の次期首席指揮者にティエリー・フィッシャー

  6. ウィーン発 〓 国立歌劇場がポネル演出の《フィガロの結婚》をライブ・ストリーミング

  7. エーテボリ発 〓 ソプラノのバーバラ・ハンニガンがエーテボリ響の首席客演指揮者を続投

  8. ウィーン発 〓 国立歌劇場の「オーパンバル」にアイーダ・ガリフッリーナとピョートル・ベチャワが出演

  9. 松本発 〓 セイジ・オザワ松本フェスティバルが開催断念を発表

  10. 東京発 〓 都響が桂冠指揮者エリアフ・インバルの90歳の誕生日をお祝い

  11. リエージュ発 〓 ワロン王立オペラが音楽監督のジャンパオロ・ビサンティとの契約を延長

  12. ミュンヘン発 〓 ワーグナーの曽孫エヴァ・ワーグナー=パスキエ、イザール川で仮死状況で発見されるも昏睡状態

  13. リエージュ発 〓 指揮者のスペランツァ・スカップッチがワロン王立オペラの音楽監督を退任

  14. フランクフルト発 〓 hr響の次期首席指揮者にアラン・アルティノグリュ

  15. 訃報 〓 ガブリエル・フムラ(74)ポーランドの指揮者

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。