東京女子管弦楽団(Tokyo Women’s Orchestra)が2026年11月1日付で、阿部加奈子(Kanako Abe)を音楽監督に迎えると発表した。東京女子管は2022年、日本初の女性音楽家のみで構成されるプロ・オーケストラとして創設された。一般社団法人として年2回の定期公演をはじめ、室内楽コンサートやリサイタル・シリーズなど、さまざまな演奏活動を展開している。
阿部は大阪市生まれの53歳。東京藝術大学音楽学部作曲科を経て、日本人として初めてパリ国立高等音楽院の指揮科で学んだ後、2005年に現代音楽アンサンブル「ミュルチラテラル」を創設、2014年まで音楽監督を務めた。オランダを拠点にチューリッヒ歌劇場やフランスのモンペリエ国立歌劇場でファビオ・ルイージ、エンリケ・マッツォーラ、ロレンス・フォスターらのアシスタントを務めた。
2022年9月からはフランス中部クルノン=ドーヴェルニュを本拠地とするドーム交響楽団の音楽監督、2024年からは芸術監督を務め、世界各地のオーケストラに客演している。東京女子管には2025年5月に初めて客演。就任記念公演は11月13日、めぐろパーシモンホール大ホールで。ソリストに黒木雪音を迎えるラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、ホルストの組曲《惑星》を指揮する。
就任に当たって阿部は「共に学びつつ、音楽を通じたより豊かな社会の実現のため、さらには素晴らしいクラシック音楽作品を一人でも多くの方の心にお届けするべく一丸となって歩んでまいりたい」と語っている。
写真:Fumiaki Fujimoto
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東京発 〓 東京女子管弦楽団の音楽監督に阿部加奈子、13日にめぐろパーシモンホールで就任記念公演
2026/11/08
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