アリゾナ州フェニックスを本拠地とするフェニックス交響楽団(Phoenix Symphony Orchestra)が10月20日、11月1日の公演をもって2026/2027シーズンを中断、11月2日付で楽団員を無給の一時解雇とすることを発表した。フェニックス響はアリゾナ州唯一のプロフェッショナル・オーケストラで、89人の職員がおり、うち66人が常勤の楽団員だという。
発表によると、2024年度から2026年度にかけて収益は50%以上増加、管理費も約76万6000ドル削減出来たが、不可欠なコスト上昇が続き、寄付金も必要な額には届かなかったという。現地の「フェニックス・ビジネス・ジャーナル」紙の報道によると、オーケストラは融資や未払い金を含め、280万ドル以上の負債を抱えている。
フェニックス響は1947年、人口が10万人未満だったフェニックスで創設された。1972年に開場したフェニックス・シンフォニー・ホールに本拠地を移し、メキシコ出身の指揮者エドゥアルド・マータを音楽監督に迎えてから、本格的な都市型オーケストラとして発展してきた。
写真:Phoenix Symphony / Tavits Photography
フェニックス発 〓 フェニックス交響楽団が資金難でシーズンを中断、楽団員を一時解雇
2026/10/21
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