パリ発 〓 オーケストラ「レ・シエクル」の芸術監督兼音楽監督にアントネッロ・マナコルダ

2026/06/21

フランスのオーケストラ「レ・シエクル」が芸術監督兼音楽監督にイタリア人指揮者アントネッロ・マナコルダ(Antonello Manacorda)を迎えると発表した。

「レ・シエクル」は2003年、作曲された時代に適した歴史的楽器を用いて演奏するため、指揮者のフランソワ=グザヴィエ・ロト(François-Xavier Roth)によって創設されたオーケストラ。ロトがセクシャル・ハラスメントにより退任したことを受け、その後任として2027/2028シーズンから活動をスタートさせる。

マナコルダはトリノ生まれの55歳。トリノ音楽院、オランダのアムステルダム音楽院でヴァイオリンを専攻、24歳だった1994年にクラウディオ・アバドにその才能を見出され、グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団のコンサートマスターに抜擢された。その後、1997年にアバドとユーゲント管のOBによってマーラー室内管弦楽団が設立されると、そのコンサートマスターを務めた。

2005年までマーラー室内管のコンサートマスターを務めるかたわら、1998年からヘルシンキのシベリウス音楽院でヨルマ・パヌラに師事して指揮活動をスタートさせ、2010年からはベルリンを拠点にカンマーアカデミー・ポツダムの首席指揮者を務めてきた。

「レ・シエクル」には2025年秋に初客演、アムステルダム、ブルージュ、トゥールコワン、パリのコンサートを指揮している。

写真:Orquesta de la Comunidad Valenciana / Mikel Ponce


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