カラカス発 〓 音楽教育プログラム「エル・システマ」の創立50周年を記念、ドゥダメル率いるしてシモン・ボリバル響がヨーロッパ・ツアー

2025/01/13

ベネズエラで生まれた音楽教育プログラム「エル・システマ」が創立50周年を記念して、そこから巣立った指揮者のグスターボ・ドゥダメル(Gustavo Dudamel)率いるシモン・ボリバル交響楽団(Simón Bolívar Symphony Orchestra of Venezuela)がヨーロッパ・ツアーをスタートさせた。

「エル・システマ」は1975年、音楽による青少年育成を目的として、音楽家で経済学者のホセ・アントニオ・アブレウの提唱で南米ベネズエラで始まった音楽教育システム。そこからドゥダメルやディエゴ・マテウス、クリスチャン・バスケスといった指揮者をはじめ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席コントラバス奏者エディクソン・ルイスら数多くの音楽家が巣立ち、現在ではベネズエラで約40万人の子どもたちが参加、世界50ヵ国以上で応用プログラムが展開されている。

ツアーは11日にパリからスタート。ロンドン、ルクセンブルク、ベルリン、ミュンヘン、ブリュッセルを周り、25日のマドリードを締め括る。披露するのは、リカルド・ロレンスの《トド・テレーノ》、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番、ゴンサロ・グラウの《オディセア》、ラヴェルの《ボレロ》、マーラーの交響曲第3番、チャイコフスキーの交響曲第4番。

写真:El Sistema


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ルツェルン発 〓 ルツェルン響の次期首席指揮者にミヒャエル・ザンデルリング

  2. 台北発 〓 市立響の首席指揮者にアレクサンダー・リープライヒ

  3. ニューヨーク発 〓 浮かび上がってきたメトロポリタン歌劇場の次期シーズン

  4. バルセロナ発 〓 スペインのカダケス管が活動を停止

  5. ロサンゼルス発 〓 2021年の「ゴールデングローブ賞」のノミネート作出揃う

  6. ウィーン発 〓 オーストリア政府がウィーン放送響の廃止否定の声明

  7. ダルムシュタット発 〓 州立劇場が音楽総監督のダニエル・コーエンとの契約を延長

  8. ウィーン発 〓 ウィーン“第3のオペラハウス”、アン・デア・ウィーン劇場が2024/2025シーズンの公演ラインナップを発表

  9. マドリッド発 〓 「オペラ・アワード」が2022年の年間賞を発表

  10. ザルツブルク発 〓 夏の音楽祭の開幕は8月1日、規模は大幅縮小

  11. トビリシ発 〓 ヴァイオリンのバティアシュヴィリが母国ジョージアに若い音楽家を支援するための財団を設立

  12. ミュンヘン発 〓 ソプラノのニーナ・シュテンメにバイエルン州から「宮廷歌手」の称号

  13. ロンドン発 〓 王立音楽院がパッパーノ、カウフマンに名誉博士号

  14. ニューヨーク発 〓 ヴァイオリンのヒラリー・ハーンが年内の出演をすべてキャンセル、復帰時期は未定

  15. デュッセルドルフ発 〓 シューマンの旧居を博物館に

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。