ウィーン発 〓 オーストリア音楽劇場賞が2026年の受賞者を発表

2026/09/10

オーストリア音楽劇場賞(Österreichischer Musiktheaterpreis)の今年度の受賞式が8日、ウィーンのヴォティーフ教会で行われ、14の部門賞と特別賞の受賞者が発表された、今年の生涯功労賞はドイツのソプラノ歌手アニャ・シリヤ、86歳に贈られた。

賞は2013年の創設で、オーストリア国内のオペラ、オペレッタ、ミュージカル、バレエの卓越したパフォーマンスに対して授与されている。音楽ジャーナリストや放送局の芸術担当者ら10人の審査員が受賞者を選んでいる。主な受賞者は以下の通り。

また、2016年からザルツブルクの夏の音楽祭の芸術監督をこの9月30日で退任するピアニストのマルクス・ヒンターホイザーに「審査員特別賞」が、イタリアのバリトン歌手レオ・ヌッチに新たに設けられた「観客賞」が授与されている。

 最優秀主演女優賞:アスミク・グリゴリアン(アン・デア・ウィーン劇場でのオペラ《ノルマ》のタイトル・ロールで)
 最優秀主演男優賞:マイケル・スパイアーズ(ウィーン国立歌劇場の《パレストリーナ》のジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ役で)
 最優秀助演女優賞:パトリシア・ノルツ(ウィーン国立歌劇場の《パレストリーナ》のシッラ役で)
 最優秀助演男優賞:イェルク・シュナイダー(ザルツブルク音楽祭の《三人姉妹》の医者役で)
 最優秀オペラ・プロダクション:ザルツブルク音楽祭の《ザイーデ》
 最優秀オペレッタ・プロダクション:「ヨハン・シュトラウス2025ウィーン・フェスティバルの《くるまば草》
 最優秀演出家賞:クラウス・グート(エルル音楽祭の《青ひげ公の城》、《人間の声》の演出で)
 最優秀音楽監督賞:マキシム・パスカル(ザルツブルク音楽祭の《三人姉妹》の指揮で)

写真:Österreichischer Musiktheaterpreis


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. サンクト・ペテルブルク発 〓 ミハイロフスキー劇場の音楽監督にアレヴティナ・ヨッフェ、ロシア初の女性音楽監督

  2. ビトリア=ガステイス発 〓 ロバート・トレヴィーノがバスク国立管の音楽監督を退任

  3. プレストン発 〓 ドイツの高級車メーカー「ポルシェ」の支援受け、新しいオーケストラが誕生

  4. ライプツィヒ発 〓 ライプツィヒ歌劇場が《チェネレントラ》をストリーミング配信

  5. ニューヨーク発 〓 シティ・オペラの音楽監督兼首席指揮者にコンスタンチン・オルベリアン

  6. 訃報 〓 ルース・ファルコン(77)アメリカのソプラノ歌手

  7. バーゼル発 〓 バーゼル・シンフォニエッタが首席指揮者のティトゥス・エンゲルとの契約を延長

  8. 東京発 〓 新国立劇場が2026/2027シーズンの公演ラインナップを発表

  9. パリ発 〓 指揮者のクリスティアン・マチェラルがフランス国立管との契約を延長

  10. ボーフム発 〓 ボーフム響の音楽総監督を務めるトンチエ・チュアンが任期満了の2025/2026シーズンで退任

  11. ハンブルク発 〓 ハンブルク・バレエ団がマカオ公演をキャンセル

  12. ウィーン発 〓 「ヘルムート・ドイチュ国際歌曲コンクール」でテノールの尼子広志が優勝

  13. マドリード発 〓 RTVE交響楽団の次期首席指揮者・音楽監督にクリストフ・ケーニヒ

  14. ウルム発 〓 市立劇場の次期音楽総監督にフェリックス・ベンダー

  15. 東京発 〓 第34回「高松宮殿下記念世界文化賞」の音楽部門に米国のトランペッター、ウィントン・マルサリス

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。