ロサンゼルス発 〓 ジョン・ウィリアムズがドゥダメルに退任記念の新作ファンファーレ

2026/05/05

94歳の映画音楽界の大巨匠ジョン・ウィリアムズ(John Williams)がロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督・芸術監督を務めてきた指揮者のグスターボ・ドゥダメル(Gustavo Dudamel)に新作のファンファーレをプレゼントした。在任17年となったドゥダメルはこのシーズンをもって退任、新シーズン2026/2027シーズンからニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督・芸術監督に就任する。

新作は題して「ブラボー、グスターボ!」で、トランペット・セクションを際立たせる作品。ウィリアムズはドゥダメルの就任10周年を記念してプレゼントした作品にも同じタイトルを付けており、20年近くにわたりロサンゼルスの音楽シーンを牽引してきたドゥダメルへの感謝の気持ちが込められているという。6月4日、ウォルト・ディズニー・コンサートホールで行われる退任記念公演で初演される。

ドゥダメルはベネズエラ・バルキシメト生まれの45歳。ニューヨーク・フィル初のラテン系音楽監督となる。ベネズエラで生まれた音楽による社会教育システム「エル・システマ」から育った一人で、ロサンゼルス・フィルの他、パリ国立オペラの音楽監督(2021-2023)を兼任。母国の首都カラカスを本拠地とするシモン・ボリバル交響楽団の音楽監督(1999ー)も務めてきた。

写真:Los Angeles Philharmonic


関連記事

  1. リガ発 〓 ラトビア国立響の次期音楽監督兼芸術監督にフィンランドの若手タルモ・ペルトコスキ

  2. モスクワ発 〓 ロシアも連邦機関、博物館、劇場を閉鎖

  3. ストックホルム発 〓 ロイヤル・ストックホルム・フィルが聴衆なしの3回のコンサートを配信

  4. ハンブルク発 〓 州立オペラが2024/2025シーズンの公演ラインナップを発表、音楽総監督ケント・ナガノの最終シーズン

  5. フィレンツェ発 〓 レヴァインが指揮活動に復帰

  6. ヘルシンキ発 〓 国立歌劇場の首席指揮者にハンヌ・リントゥ

  7. ザルツブルク発 〓 夏の音楽祭が芸術監督マルクス・ヒンターホイザーの突然の退任を発表

  8. サンタフェ・オペラ 〓 2021年夏の公演ラインナップを発表

  9. ロサンゼルス発 〓 ロサンゼルス・フィルが2020/2021シーズンのキャンセルを発表、新型コロナウイルスの感染拡大で

  10. ローマ発 〓 ローマ歌劇場が7月、ガッティ指揮によるオペラの野外上演をシエナ広場で計画

  11. ハノーファー発 〓 第11回「ヨーゼフ・ヨアヒム国際ヴァイオリン・コンクール」は米国のマリア・ユデニッチが優勝

  12. ウィーン発 〓 ウィーン・フィルが総裁二人に名誉会員の称号

  13. ニューヨーク発 〓 メトロポリタン歌劇場がラインナップ発表、“Nightly Met Opera Streams”の第13週、第14週

  14. 訃報 〓 シュテファン・ショルテス(73)ハンガリー出身の指揮者

  15. ベルリン発 〓 ドイツが過去最大規模の21億ユーロで文化支出を支援

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。