ブダペスト発 〓 新政権の文化大臣にソプラノのアンドレア・ロストの名前が急浮上

2026/04/23

12日に行われた議会選挙結果を受け、16年ぶりの政権交代が確実なハンガリーで、新政権の文化大臣に国際的なソプラノ歌手アンドレア・ロスト(Andrea Rost)の名が急浮上していると、オーストリアのメディアでなどが報じている。ロストは選挙に勝利した中道右派の新興野党「ティサ=尊重と自由」のマジャル・ペーテル党首を早くから支援、自らも出馬して議員に当選した。

ロストは首都ブダペスト生まれの63歳。リスト音楽院で学んでデビュー。1991年にウィーン国立歌劇場のメンバーとなり、1994年にはリッカルド・ムーティが指揮するミラノ・スカラ座の《リゴレット》のジルダ、1995年にもスカラ座のシーズン開幕公演モーツァルト《魔笛》のパミーナで大成功を収めて一躍注目を集めた。

以後、世界の主要歌劇場を席巻。ザルツブルク音楽祭ではゲオルグ・ショルティ指揮のリヒャルト・シュトラウス《影のない女》、ニコラウス・アーノンクール指揮のモンテヴェルディ《ポッペアの戴冠》、クラウディオ・アバド指揮のムソルグスキー《ボリス・ゴドノフ》などに出演を重ねて国際的な名声を確立した。

写真:Korponai Tamás


関連記事

  1. モスクワ発 〓 フェドセーエフがチャイコフスキー記念大交響楽団の首席指揮者兼音楽監督を退任、後任に若手アルセンティ・トカチェンコ

  2. ケルン発 〓 アンドレス・オロスコ=エストラーダがケルンの音楽総監督に、グザヴィエ・ロトの後任

  3. ベルリン発 〓 ベルリン放送響が2020/2021シーズンのラインナップを発表

  4. 青島発 〓 メニューイン音楽学校が青島に中国校

  5. ベルリン発 〓 肩の怪我で静養していたバレンボイム、ベルリン・フィルを指揮して現場復帰

  6. ミラノ発 〓 スカラ座の次期音楽監督にミョンフン・チョン

  7. ハンブルク発 〓 州立オペラが2024/2025シーズンの公演ラインナップを発表、音楽総監督ケント・ナガノの最終シーズン

  8. プラハ発 〓 チェコ・フィルのコンサートマスターにヤン・フィッシャー、オルガ・シュロウブコバの後任

  9. ドレスデン発 〓 ザクセン州立歌劇場の次期芸術監督にグラーツ歌劇場のノラ・シュミット

  10. モンペリエ発 〓 モンペリエ国立オペラが元旦から《リゴレット》をストリーミング配信

  11. ベルゲン発 〓 ベルゲン・フィルが6月の中国、韓国ツアーをキャンセル

  12. チューリッヒ発 〓 チューリッヒ歌劇場が2026/2027シーズンの公演ラインナップを発表

  13. プラハ発 〓 プラジャーク・クヮルテットが2021年に解散

  14. シカゴ発 〓 シカゴ響の次期首席トロンボーンにティモシー・ヒギンズ、サンフランシスコ響の首席からの転身

  15. ムンバイ発 〓 インド響が次期首席指揮者に英国の指揮者マーティン・ブラビンズ

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。