12日に行われた議会選挙結果を受け、16年ぶりの政権交代が確実なハンガリーで、新政権の文化大臣に国際的なソプラノ歌手アンドレア・ロスト(Andrea Rost)の名が急浮上していると、オーストリアのメディアでなどが報じている。ロストは選挙に勝利した中道右派の新興野党「ティサ=尊重と自由」のマジャル・ペーテル党首を早くから支援、自らも出馬して議員に当選した。
ロストは首都ブダペスト生まれの63歳。リスト音楽院で学んでデビュー。1991年にウィーン国立歌劇場のメンバーとなり、1994年にはリッカルド・ムーティが指揮するミラノ・スカラ座の《リゴレット》のジルダ、1995年にもスカラ座のシーズン開幕公演モーツァルト《魔笛》のパミーナで大成功を収めて一躍注目を集めた。
以後、世界の主要歌劇場を席巻。ザルツブルク音楽祭ではゲオルグ・ショルティ指揮のリヒャルト・シュトラウス《影のない女》、ニコラウス・アーノンクール指揮のモンテヴェルディ《ポッペアの戴冠》、クラウディオ・アバド指揮のムソルグスキー《ボリス・ゴドノフ》などに出演を重ねて国際的な名声を確立した。
写真:Korponai Tamás
ブダペスト発 〓 新政権の文化大臣にソプラノのアンドレア・ロストの名前が急浮上
2026/04/23
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