ザルツブルク発 〓 夏の音楽祭の次期芸術監督の選定が難航。有力候補のバリー・コスキー、ソフィー・ド・リントが相次いで辞退

2026/09/16

ザルツブルク音楽祭の次期芸術監督の選定が難航している。音楽祭は3月にマルクス・ヒンターホイザーを解任、その後任探しを急いでいるが、有力候補と目された演出家のバリー・コスキー、オランダ国立歌劇場芸術監督のソフィー・ド・リントが相次いで辞退したことが明らかになった。

芸術監督については、ヒンターホイザーの解任という非常事態を受け、ブルク劇場の元・芸術監督のカリン・ベルクマンが急きょ暫定監督に就任、その下で次期芸術監督の選定を進めていた。コスキーは2022年夏でベルリン・コーミッシェ・オーパーの芸術監督を退任して現在はフリーで、最有力候補と目されてきた。

そのコスキーは世界各地で演出の契約を抱えているため、ド・リントとの共同トップ体制を要求。2018年からその任にあるド・リントがオペラ・プログラムの編成と対外的な代表を務め、コスキーはプログラム全般と演劇部門を担当すると提案していたという。

しかし、現地での報道によると、このプランは15日に開かれた理事会で否定され、今後はペーター・デ・カルウェにアプローチすることになったという。デ・カルウェはブリュッセルの王立モネ劇場でジェラール・モルティエの下で働き、その後を継いで2025年まで芸術監督を務めていた。

写真:Salzburger Festspiele


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