[開催都市]
Bregenz … Austria
ブレゲンツ … オーストリア
[開催時期]
2027:7.21 … 8.23
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オーストリアの西の端に位置するブレゲンツは、ボーデン湖(Bodensee)を挟んで、スイス、ドイツと国境を接する街。ミュンヘンから列車で約2時間半、チューリヒから約1時間半ほどのところにある。そのブレゲンツで毎夏、ボーデン湖上に特設ステージが設けられ、そこでオペラが上演される。
音楽祭の始まりは1946年、湖上に砂利運搬船を2隻浮かべ、そこでオペラを上演したこと。それがいまでは、世界中から毎年20万人を超える音楽ファンを集める一大イベントに成長した。80周年を迎えた2026年は延べ約27万5,000人の観客が来場、過去最多を記録した。
会期は7月下旬から8月下旬かけての1ヵ月。上演するオペラは2年ごとに変わり、夕食後の午後9時過ぎに開演する。ステージ上には巨大なセットが組まれ、見る者を圧倒する。その湖上ステージを囲み、湖畔に設けられる客席は6,000席。ピットにはウィーン交響楽団が入り、音楽祭の音楽監督は現在、エンリケ・マッツォーラ。
時代の先端を走る演出家が起用されるところも人気。2026年、2027年はダミアーノ・ミケレットの演出によるヴェルディ《椿姫》だが、意外にも湖上ステージで《椿姫》が上演されるのは初めてという。また、2028年と2029年はリディア・スタイアーがワーグナー《さまよえるオランダ人》の演出を手掛け、音楽祭デビューを飾ることになっている。
湖畔には祝祭劇場やレストランなどの施設が広がる。雨の場合は祝祭劇場での上演に切り替わるが、近年は祝祭劇場で別のオペラが上演されるようになってきた。これはこれで人気で、2027年はオトマール・シェックの《ペンテジレア》が上演される。

