ブリュッセル発 〓 エリザベート王妃国際コンクールのチェロ部門はイタリアのエットーレ・パガーノが優勝、5位に北村洋

2026/06/01

5月4日からベルギーの首都ブリュッセルで行われていたエリザベート王妃国際コンクール(Queen Elisabeth International Music Competition)チェロ部門の本選が5月31日に行われ、イタリアのエットーレ・パガーノ(Ettore Pagano)が優勝した。

入賞者は2位が韓国のキム・テヨン(TaeYeon Kim)、3位がアメリカのリーランド・コー(Leland Ko)、4位にスペインのアルバロ・ロサノ・カメス(Álvaro Lozano Cames)、5位に北村洋、マリア・ザイツェワ(Maria Zaitseva)が6位という結果になった。

優勝したパガーノはローマ生まれの22歳。地元のサンタ・チェチーリア音楽院、シエナのキジアーナ音楽院で学び、現在はベルリン芸術大学でイェンス=ペーター・マインツに師事している。2022年のハチャトゥリアン国際コンクールで第1位、2024年のエネスク国際コンクールで第2位を獲得している。

若手の登竜門として知られるコンクールは1937年の創設。声楽、バイオリン、ピアノ部門が毎年1部門ずつ開催されてきたが、2017年にチェロ部門が新設され、その年に日本の岡本侑也が第2位に入賞している。

今年はエリザベート王妃とカザルスの生誕​​150年という節目の年で、パガーノには賞金2万5000ユーロに加え、ヴェネツィアの弦楽器製作者マッテオ・ゴフリラーが製作し、パブロ・カザルスが数十年にわたり所有、数々の名演や録音で使用したチェロが4年間貸与される。

写真:Queen Elisabeth International Music Competition


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