ラハティ発 〓 ラハティ交響楽団の首席指揮者にニル・ヴェンディッティ

2026/09/20

フィンランドのラハティ交響楽団(Lahti Symphony Orchestra)が次期首席指揮者にニル・ヴェンディッティ(Nil Venditti)を迎えると発表した。首席指揮者のポストはダリア・スタセフスカが2025年に退任してから空席で、オーケストラはハンヌ・リントゥを芸術顧問に迎えていた。任期は2027/2028シーズンから、2年の延長オプション付きの3年。

ヴェンディッティはイタリア・ペルージャ生まれの32歳。イタリア人の父とトルコ人の母を持ち、イタリアとトルコの国籍を持つ。6歳でチェロを始め、10歳でローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミーのユース・オーケストラに参加。その後、チューリッヒ芸術大学に進んで指揮を学んだ。また、パルヌ音楽祭の指揮アカデミーにも参加してパーヴォ・ヤルヴィ、ネーメ・ヤルヴィの下で研鑽を積んだ。

2015年に若手音楽家のための「クラウディオ・アバド指揮コンクール」で優勝。その後、トスカーナ管弦楽団やロイヤル・ノーザン・シンフォニアの首席客演指揮者を経て、2024/2025シーズンからトルコ近代の作曲家ジェマル・レシト・レイの名を戴いたイスタンブールのCRR交響楽団の首席指揮者を務めている。

写真:CRR Symphony Orchestra


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ストックホルム発 〓 ピアノのイゴール・レヴィットがノーベル賞の授賞式で演奏

  2. 訃報 〓 ジョセフィン・ヴィージー(91)英国のメゾ・ソプラノ歌手

  3. ピッツバーグ発 〓 マンフレート・ホーネックがピッツバーグ響との契約を延長

  4. ドルトムント発 〓 市立劇場が創立60周年を記念して、映画『ベルリン・天使の詩』を原作とした新作オペラを新制作

  5. ワルシャワ発 〓 「ショパン国際ピアノ・コンクール」本選進出者12人決まる、日本からは小林と反田

  6. ウィーン発 〓 ウィーン・フィルの「サマー・ナイト・コンサート」が存続の危機、市政府が補助金をカット

  7. フランクフルト発 〓 第9回「ショルティ国際指揮者コンクール」で、中国系ニュージーランド人の吕天贻が優勝

  8. ラス・パルマス発 〓 グラン・カナリア・フィルが首席指揮者のカレル・マーク・チチョンとの契約を延長

  9. ニューヨーク発 〓 マリア・カラスの生涯を描いた伝記映画「マリア」が完成

  10. ロンドン発 〓 アウシュリネ・ストゥンディーテが代役で《エレクトラ》に出演、前倒しでロイヤル・オペラにデビュー

  11. サルヴァドール発 〓 ピアノのマリア・ジョアン・ピレシュが心臓疾患で当面の活動を休止

  12. ボストン発 〓 空席が続いていたボストン響のコンサートマスターにネイサン・コール

  13. ドレスデン発 〓 ドレスデン・シュターツカペレが次期首席指揮者にダニエレ・ガッティを選択

  14. ウィーン発 〓 国立歌劇場が代役を確保できず、アリベルト・ライマンの《メデア》の再演を断念

  15. ライプツィヒ発 〓 2024年の「バッハ・メダル」はアンドレアス・シュタイアーに

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。