テルアビブ発 〓 イスラエル・フィルに楽団初の女性コンサートマスター

2025/07/07

イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団が1シーズンの試用期間が終わったニツァン・バルタナ(Nitzan Bartana)を新しいコンサートマスターに迎えると発表した。オーケストラによると、楽団初の女性コンサートマスターの誕生となるという。

イスラエル・フィルではこの3年、3人いたコンサートマスターのうちデヴィッド・ラジンスキーがクリーブランド管弦楽団を経てNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団に、ドゥミトル・ポチタリがウィーン交響楽団へ移籍。1997年からその任にある最古参のイリア・コノヴァロフ一人という状況に陥っていた。

バルタナはエルサレム生まれの36歳。5歳で祖父によるヴァイオリンのレッスンを受け、ブフマン・メフタ音楽学校、オーストリアのグラーツ音楽大学、ドイツのフライブルク音楽大学、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院学んだ。

その間、2006年の「国際ヴィエニャフスキ・コンクール」、2014年の「フライブルク国際ヴァイオリン・コンクール」と「ライプツィヒ国際バッハ・ヴァイオリン・コンクール」、2015年の「ロドルフォ・リピツァー国際ヴァイオリン・コンクール」などの国際コンクールで入賞を重ねている。

2018年からはスイスのバーゼル交響楽団の第二コンサートマスターを務め、ダニエル・バレンボイム率いるウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団のメンバーとしても活動している。

写真:Zürcher Kammermusik


関連記事

  1. リガ発 〓 エギルス・シリンスがラトビア国立オペラの総監督に

  2. エディンバラ発 〓 ヴァイオリンのニコラ・ベネデッティがスコッチ・ウィスキー「ザ・マッカラン」のイメージ・キャラクターに

  3. ミュンヘン発 〓 ソプラノのニーナ・シュテンメにバイエルン州から「宮廷歌手」の称号

  4. ウィーン発 〓 指揮者のマルコ・アルミリアートが国立歌劇場の名誉会員に

  5. プラガ発 〓 マリア・ジョアン・ピレシュが軽度の脳梗塞で当面のコンサートをキャンセル

  6. ウィーン発 〓 2023年の「ニューイヤー・コンサート」のプログラム発表、なんと15曲中14曲が初出、少女合唱団の初共演も話題

  7. オスロ発 〓 ノルウェー国立オペラ・バレエの次期音楽監督にエドワード・ガードナー

  8. 香港発 〓 香港フィルの音楽監督にペルトコスキ、ズヴェーデンの後任

  9. ロサンゼルス発 〓 ロサンゼルス・フィルの首席コンサートマスターを務めるマーティン・シャリフォーが2024/2025シーズンで退団

  10. 台北発 〓 ニューヨーク・フィルが初夏にズヴェーデンと台湾、中国ツアー

  11. ニューヨーク発 〓 浮かび上がってきたメトロポリタン歌劇場の次期シーズン

  12. 訃報 〓 マルチェッロ・ジョルダーニ(56)イタリアのテノール歌手

  13. ケルン発 〓 フランソワ=グザヴィエ・ロトがケルン市の音楽総監督を退任、任期1年残して

  14. ロンドン発 〓 ロイヤル・オペラが5月17日、新制作の《皇帝ティートの慈悲》で再開場へ

  15. テルアビブ発 〓 トーマス・ハンプソンもイスラエルに入国できず、そのまま帰国

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。