ヴェローナ音楽祭(Arena di Verona)が来年2022年の公演ラインナップを発表した。2022年が第99シーズンを迎える音楽祭は5作品を上演する。数多くの名舞台で音楽祭を彩ってきた名演出家の故フランコ・ゼフィレッリが手掛けたプロダクションがずらりと並んでいる。
開幕を飾るのは、ゼフィレッリの音楽祭デビューとなった1997年のビゼー《カルメン》のプロダクションの再演。また、彼が最後に手掛けたヴェルディ《椿姫》のプロダクション、衣装にワダ・エミが起用されたプッチーニ《トゥーランドット》も上演される。
一方、ガラ公演は、7月20日にバレエ「ロベルト・ボッレ&フレンズ」、8月12日にピアニスト、作曲家、指揮者として活躍した故エツィオ・ボッソに捧げるオルフ《カルミナ・ブラーナ》が演奏され、8月25日にはプラシド・ドミンゴのコンサートが行われる。
2022年6月17日ー8月27日
ビゼー《カルメン》
演出:フランコ・ゼフィレッリ
6月18日ー9月4日
ヴェルディ《アイーダ》
演出:フランコ・ゼフィレッリ
6月25日ー9月3日
ヴェルディ《ナブッコ》
演出:アルノー・ベルナール
7月2日ー9月1日
ヴェルディ《椿姫》
演出:フランコ・ゼフィレッリ
8月7日ー9月2日
プッチーニ《トゥーランドット》
演出:フランコ・ゼフィレッリ
写真;Arena di Verona
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