「東京・春・音楽祭2027」が10月29日、2027年の公演ラインナップを発表した。2027年は3月19日から4月17日までの開催。これまで主会場としてきた東京文化会館が改修工事で閉館することを受け、都内のホールでの分散開催となり、有料公演は例年通り約70公演を予定している。また、10月1日付で一般財団法人を設立したことも発表された。
発表によると、新たに会場に加わるのは、東京芸術劇場、ミューザ川崎シンフォニーホール、日本製鉄紀尾井ホール、浜離宮朝日ホール、TOPPANホールの5会場。演奏会形式で行われるワーグナー《タンホイザー》やベートーヴェン《フィデリオ》などオペラ2公演は東京芸術劇場で、メンデルスゾーン《エリヤ》は川崎で上演される。
NHK交響楽団と続けてきた「ワーグナー・シリーズ」の《タンホイザー》の指揮はローター・ケーニヒで、タイトルロールはサミュエル・サッカー。《フィデリオ》はダーヴィト・アフカムが読売日本交響楽団を指揮し、ミヒャエル・クプファー=ラデツキー、マクシミリアン・シュミットらが出演する。また、《エリア》はコンスタンティン・トリンクスは東京都交響楽団を指揮する。
一方、室内楽プログラムは、日本製鉄紀尾井ホール、浜離宮朝日ホール、TOPPANホールでの開催。「東京春祭のBeethoven」は日本製鉄紀尾井ホールでの開催となり、ピアノのルドルフ・ブッフビンダーがベートーヴェン作品で、ヴァイオリンの島田真千子、チェロの辻本玲と共演する。
浜離宮朝日ホールは3公演で、ベンヤミン・アップルやマクシミリアン・シュミットらによる歌曲シリーズ、川﨑翔子によるジェルジ・リゲティ・プログラム、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターであるノア・ベンディックス=バルグリーのリサイタルなどが行われる。TOPPANホールでは、金川真弓&山下愛陽のデュオの他、北村朋幹、小林海都らによる室内楽版によるベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲演奏が予定されている。
写真:Shuhei ARITA / Spring Festival in Tokyo
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東京発 〓 「東京・春・音楽祭2027」が公演ラインナップを発表、東京文化会館の閉館受け、都内のホールでの分散開催
2026/11/01
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