[開催都市]
Cartagena de Indias … Colombia
カルタヘナ・デ・インディアス … コロンビア
[開催時期]
2025:1.4 … 1.12
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カルタヘナ・デ・インディアスは中米コロンビアの北部、カリブ海沿岸に位置するボリバル県の首府。スペイン植民地時代のエキゾチックな建築物が数多く現存、1985年にユネスコの世界遺産に登録され、コロンビアで観光客が最も多く訪れる観光都市だ。
音楽祭の創設は2007年。新年を迎えてすぐ、1月上旬に10日前後行われる。例年、期間中に200人を超えるアーティストが参加し、30回を超えるコンサートが開催される。会場は、アドルフォ・メヒア劇場、サンペドロ広場、サンタ=クララ教会、サンタ=テレサ礼拝堂といった市中部の歴史的建造物。
2018年の音楽祭は、ヨーロッパの視点とラテン・アメリカの視点から、「古典的スタイル」、「ベートーヴェンを聞く」、「モーツァルトとオペラ」といった切り口で、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンという「古典派」の作曲家3人に焦点を当てた。同時にマスタークラスなども開催されており、若い音楽家も数多く参加している。
出演者も南米の音楽祭の中で最も多彩で、クレメンツ・シュルート率いるミュンヘン室内管弦楽団の他、ピアニストだけでも、ネルソン・フレイレ、ブランカ・ウリベ、テレシタ・ゴメスといった南米出身者以外に、ルドルフ・ブッフビンダー、マルティン・シュタットフェルト、アーロン・ピルザンと豪華。また、マリオ・ブルネロやアンティエ・ヴァイトハースやサンティアゴ・カニョン・バレンシアといった実力派が揃う。







