マグデブルク・テレマン音楽祭
Magdeburger Telemann-Festtage

[開催都市]
 Magdeburg … Germany
 マグデブルク … ドイツ

[開催時期]
 2026:3.13 … 3.22(2年に一度の開催)


  音楽祭のサイトへ ▷


18世紀前半のドイツ バロック音楽について語られる時、教会中心に活躍していたヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685 – 1750)、そして、ロンドンに渡ってオペラで成功したゲオルグ・フレデリック・ヘンデル(1685 – 1759)という同じ年に生まれた作曲家二人にばかり光が当たる。しかし当時、最も人気のあった作曲家は、実はゲオルク・フィリップ・テレマン(1681- 1767)だ。

彼はマグデブルクのプロテスタント牧師の家の生まれ。12歳でオペラを作曲するなど早熟で、アイデア豊富な彼は、その後も各地で成功を積み重ね、40歳だった1721年にハンブルクの音楽監督に就任する。そして、それから亡くなるまでの46年間、自由ハンザ都市として活況を呈していたこの街を舞台に、作曲、興業、自分の作品の出版に大活躍した。

面白い話がある。1722年、ライプチヒは聖トーマス教会の「カペルマイスター=楽長」の後任にテレマンを迎えようとした。しかし、彼に相手にされなかった。「我々は中位の音楽家で我慢しなくてはならんか」と彼の代わりに招かれたのが、誰あろうバッハだったというのだ。テレマンがいかに大物だったか、それがよく伝わってくる話だ。

マグデブルクはドイツの北東部、ベルリンとハノーファーのほぼ中間に位置する人口約23万の街で、東独時代に前身の音楽祭が創設され、1992年に現在の体制、スタイルになった。

音楽祭は2年に一度の開催。テレマンの誕生日の3月14日前後に開幕、客席800弱のマグデブルク歌劇場でオペラが上演される他、市内各地でさまざまなコンサートが行われる。普段あまり聴く機会のない作品が取り上げられる貴重な機会でもある。

関連記事

  1. 新作オペラFLASH 2021/2022[ベルリン州立オペラ]スリープレス

  2. ペンデレツキ現代古典音楽祭
    Պենդերեցկու անվան ժամանակակից դասականների փառատոնը

  3. レハール音楽祭
    Lehár Festival Bad Ischl

  4. マドリード古楽音楽祭
    Festival Música Antigua Madrid

  5. ノヴィ・サド音楽の夏
    Novosadsko muzičko leto

  6. ラインガウ音楽祭
    Rheingau Musik Festival

  7. NHK音楽祭
    NHK Music Festival

  8. アランフェス古楽祭
    Festival Música Antigua de Aranjuez

  9. 永遠の希望音楽祭
    Hudebního Festivalu Věčná Naděje

  10. プレスティン音楽祭
    Presteigne Festival

  11. クロスタース音楽祭
    Klosters Music

  12. トリエステ不思議の部屋
    Wunderkammer Trieste

  13. ヴィルツ・フェスティバル
    Festival de Wiltz

  14. ダルムシュタット城音楽祭
    Darmstädter Residenzfestspiele

  15. サン・ミシェル・アン・ティエラッシュ修道院古楽音楽祭
    Festiavle de Abbaye de Saint Michel en Thiérache