[開催都市]
Taipei … Taiwan
台北 … 台湾
[開催時期]
2025:2.21 … 5.18
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「TIFA」の愛称で親しまれている国家表演芸術中心(国立劇場)が2009年からスタートさせた舞台芸術祭。芸術祭の期間は2月末から5月にかけて、と比較的長く、期間中に約20の公演が行われる。
戦後の台湾の舞台芸術活動は、中国大陸から台湾に場所を移して中華民国を再興した故・蒋介石総統を記念した中正記念堂の向かいに並び建つ「国家音楽庁」と「国家戯劇院」を拠点に展開されてきた。国家表演芸術中心もその二つの劇場を使ってさまざまな公演を行っている。
その「国家音楽庁」には2074席のコンサートホールと363席のリサイタル・ホール、「国家戯劇院」には1526席の大劇場と180〜242席の実験劇場を有する。もちろん、芸術祭にはその4つのホールがフルに使われる。
中心に据えられているのは、舞踏や演劇作品の上演。ピナ・バウシュ、アンヌ・ファン・デン・ブルック、流山児★事務所、蜷川幸雄など、世界各地から話題の舞台を招いてきた。2018年は三谷幸喜の《酒と涙とジキルとハイド》が上演され、三谷作品の台湾初演が実現した。
芸術祭はそうした演劇作品に音楽プログラムを加えたスタイル。クラシック音楽のジャンルでは、台湾を代表する指揮者の呂紹嘉が指揮する国家交響楽団よる公演の他、海外からのゲスト・オーケストラの公演が組み合わされる。







