エクス=アン=プロヴァンス音楽祭
Festival International d’Art Lyrique d’Aix-en-Provence

[開催都市]
 Aix-en-Provence … France
 エクス=アン=プロヴァンス … フランス

[開催時期]
 2026:7.2 … 7.21


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音楽祭の創設は1948年。モーツァルトのオペラの上演を核にスタートした音楽祭が大きく変貌したのは、総監督にパリ市立のオペラハウス「シャトレ座」の支配人だったステファン・リスナーを迎えてからだ。1998年のことだった。

リスナーはクリストフ・ルセやマレク・ミンコフスキーといった新進気鋭の指揮者と小回りの利くアンサンブルを起用する前任者の路線を引き継ぎつつ、ピーター・ブルックやパトリス・シェローといった鬼才演出家を次々に起用。音楽祭の中心にオペラ上演を据えて音楽祭を大きく変貌させた。

リスナーの後をベルナール ・フォックルールが受け継いだ2007年には、プロヴァンス大劇場もオープン。2009年にはワーグナーの楽劇《神々の黄昏》が、サイモン・ラトル率いるベルリン・フィルによって上演されるまでになった。

さらに2018年からはピエール・アウディが総監督に就任。オランダ国立オペラ(1988-2018)、オランダ・フェスティバルの芸術監督(2005-2014)などを歴任してきた鬼才によって現代物も取り上げられるように。アウディは2025年5月に急逝したが、テッド・ハフマンが後任に起用され、音楽祭はさらに多様性を増している。

画家セザンヌの生地でもある南仏エクス=アン=プロヴァンスは、ローマ時代は温泉地として、その後はプロヴァンス伯爵領の首都として栄えた古都。100を超えるといわれる噴水の多さから、エクス=アン=プロヴァンスは“泉の都”とも呼ばれる。

燦々と降り注ぐ夏の陽の光に最初は戸惑うが、夜は昼の火照りを冷ますかのように、あちこちのカフェに静かな灯がともる。公演後の時間もたっぷりある街だ。

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