[開催都市]
Shanghai … China
上海 … 中国
[開催時期]
2024:10.18 … 11.17
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1998年、中国初のオペラ専用劇場「上海大劇院」がオープンした。芸術祭の創設はその翌年の1999年のこと。中国政府文化部が主催し、上海人民政府が共催する芸術祭が創設されたことを、彼らが文化政策に本腰を入れ始めた証拠とみる向きも多かった。音楽、舞踊、演劇、美術までカバーする綜合芸術祭で、国家の面子がかかった一大イベントだ。
2017年の音楽ジャンルだけを見ても、顔ぶれは壮観の一言。アンドリス ネルソンズ&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、サイモン ラトル&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、アラン ギルバート&ドレスデン・シュターツカペレという、オーケストラ界の“トップ3”が揃い踏みだ。オペラはチェコのブルノ国立オペラがヤナーチェクの《マクロプロス事件》を上演。リサイタルも、ヴァイオリニストのイツァーク・パールマン、テノール歌手のヨナス・カウフマンと、豪華。それらの公演が市内各地で続く。
上海のホール事情はこの20年で大きく変わり、音楽専用のホールは4カ所も増えた。上海交響楽団の本拠地で2014年にオープンした「上海シンフォニーホール」は磯崎新設計のワインヤード形式。「上海東方芸術中心=OAC」は大中小合わせて3つのホールを持つ。1930年に建てられたかつての「南京大劇院」は移築されて2003年に「上海コンサートホール」としてリニューアルオープンした。これに安藤忠雄設計でオペラも上演できる「保利大劇院」も2014年秋にオープンといった具合で、いまや東京を凌ぐ勢いだ。







