[開催都市]
Berlin … Germany
ベルリン … ドイツ
[開催時期]
2025:4.11 … 4.21
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ドイツ統一で、ベルリンは3つのオペラハウスを抱えることになった。西にはベルリン・ドイツ・オペラがあり、そこに東独からベルリン国立歌劇場(現在のベルリン州立歌劇場)、コーミッシェ・オーパーが加わったからだ。プロのオーケストラが8つに増える、という状況に比べればまだましとは言え、多くの人がどうみても供給過多と見て、統一直後はどこが先に潰れるか、という話が飛び交った。その時、危ないと目されたのが、社会主義経済にどっぷり浸かっていた東側の団体だった。
ところが、結果は、ベルリン州立歌劇場の独り勝ちに終わった。1992年、音楽総監督(GMD)に大物指揮者のダニエル・バレンボイムを迎え、彼の強烈なリーダーシップの下で圧倒的な存在感を放つようになったのだ。2010年から続いてきた大改修工事も終わり、劇場は2017年9月に再開場を華々しく祝ったことも記憶に新しい。
そんなバレンボイムが1996年、イースター時期にスタートさせたのがこの音楽祭。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団がイースター時期に外へ出掛けるため、その留守を盛り上げようと始めた。会期は約2週間、オペラとコンサートの組み合わせで、新制作のプロダクションも披露される。
そのバレンボイムは2022年に80歳を迎え、脊髄の手術などを抱えて2023年1月31日をもって退任した。2024/2025シーズンからは、音楽総監督にクリスティアン・ティーレマン、総監督にオーストリア・ブレゲンツ音楽祭の芸術監督を務めてきたオーストリアの女流演出家エリザベート・ソボトカを迎えて体制が一新された。新体制下でもフェスティバルは残り、新たな船出となる。







