ブダペスト・スプリング・フェスティバル | Budapesti Tavaszi Fesztivál

[開催都市]Budapest … Hungary | ブダペスト … ハンガリー
[開催時期]2020:4.3 … 4.19

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ハンガリーは第2次大戦後、旧・ソ連の勢力圏に入り、「鉄のカーテン」の向こうに行ってしまった。その煽りを受けて、日本における存在感が薄くなってしまった。戦前のハンガリーが帝国で、第2次大戦時はドイツ、イタリア、日本と並び、枢軸国の一角を形成していたことはいまや知る人がほとんどいない。

皇紀2600年を祝った1940年、日本政府は奉祝曲の作曲を海外の作曲家に委嘱した。その時、英国、米国、フランス、ドイツ、イタリアに加えて、ハンガリーにも委嘱している。政府の中に「ハンガリーは音楽の豊かな国」という認識があった証拠であり、フランツ・リスト(1811-1886)、ベラ・バルトーク(1881-1945)、ゾルターン・コダーイ(1882-1967)といった作曲家を生んだ国ハンガリーは当時、音楽大国として一目置かれていた。

その実力のほどは、戦後の指揮者の顔ぶれを眺めるだけで一目瞭然だ。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の育ての親であるアルトゥール・ニキシュ、ウィーンでクラウディオ・アバドやズービン・メータたちを育てたハンス・スワロフスキーをはじめ、イシュトヴァン・ケルテスやフェレンツ・フリッチャイと何人もの名前が挙がる。

第2次大戦後の米国では、ユージン・オーマンディ、ジョージ・セル、フリッツ・ライナー、、アンタル・ドラティ、ゲオルク・ショルティが名門オーケストラの音楽監督のポストを席巻した時期もある。

この音楽祭は、そんな音楽大国で最大の規模を誇る。創設は1981年。2018年も、オーケストラやオペラ、ミュージカルからダンスやアートイベントまで、約120の公演が国立歌劇場やバルトーク・ホール、リスト音楽院ホールなど40を超える会場で行われる。

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