［開催都市］Kuhmo … Finland ｜ クフモ … フィンランド
［開催時期］2019：7.14 … 7.27
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首都ヘルシンキから北へ約600キロ、ロシアとの国境に近い小さな街クフモで開かれている音楽祭。創設は1970年。フィンランドを代表するチェロ奏者のセッポ・キマネン、その妻でヴァイオリニストの新井淑子、その友人たちが「商業主義によらず、純粋に音楽そのものを楽しむ」というコンセプトで音楽祭を起ち上げた。日本でもよく知られた存在だ。
会期は毎年７月の後半、約２週間。世界中から演奏者やその指導を受ける教育プログラム受講生が集い、専用ホールの他、教会や学校の体育館など、街中の会場で合計70近いコンサートが開かれている。ギドン・クレーメルやピンカス・ズッカーマン、アルバンベルク四重奏団など世界的なアーティストの参加も多い。
また、フィンランド各地から集まったボランティアと地元の住民が裏方を務めるなど家庭的な雰囲気で知られており、「もっと存在を知ってもらいたいけど、ちょっと秘密にもしておきたい」、そんな気分にさせてくれる音楽祭だ。
